スーパーブラックでも確実にお金を借りるには?

スーパーブラック
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スーパーブラックとは簡単に言えば、返済の遅延が長期化していたり、直近で債務整理をしている状況のこと。

借り入れのために必要な信用力が著しく低下しているのでカードローンとかクレジットカードの契約は難しくなる。

それでもスーパーブラックでも利用できる資金調達の方法はいくつか用意されている。

教科書どおりの公的な救済措置からグレーよりの方法まで。それぞれ違いや特徴を詳しく解説していく。

ブラックの種類

単にブラックと言っても実際には種類がある。

例えば、支払いを数回遅延したくらいなら薄グレーくらいで済むが、何度も延滞したり、たくさんの借金をかかえていれば「スーパーブラック」といえるだろう。

他にも、利用した金融会社やそのグループ会社独自のブラックリストに入れられて、借り入れができなくなる社内ブラック。

短期間にいくつものクレジットカードやローンの申込みをして否決される申し込みブラックなどがある。

ブラックが解消されるまでの期間が違うので、それぞれ違いを整理しておこう。

状態 状況
軽度なブラック ・支払い状況に遅延がある
・支払いすれば解消される
・何度も繰り返しているとブラックの状態は悪化する可能性がある
申込みブラック ・短期間にいくつものクレジットカードやローンの申込みをした
(申込み情報も記録されるため、短期間に複数の申込みは申込ブラックになる)
・6ヶ月以上経つと申込み情報は消える
スーパーブラック ・いくつもの借金を抱えている
・延滞している
・金融事故を起こしている
・債務整理がある
・5年または10年立たないと情報は消えない(新たな借り入れ不可)
社内ブラック ・何らかのトラブルを起こし、ローン会社やクレジットカード会社の独自の
ブラックリスト(危険人物)に記録されている状態
・その会社の審査には今後一切通らない

スーパーブラックとは?

スーパーブラックの定義は以下の通り。

いずれかが該当すればスーパーブラックの可能性が高い。

・クレジットカードの返済を61日以上延滞している(したことがある)
・カードローンの返済を61日以上延滞している(したことがある)
・携帯電話料金を61日以上延滞している(したことがある)
・住宅ローンやカーローンなどのローンを61日以上延滞している(したことがある)
・クレジットカードのリボ払いや分割、消費者金融など3社以上からの借り入れがある
・10年以内に自己破産や債務整理をしている

自分がブラックか知るには?

前述の項目に当てはまっていればブラックの可能性は高いが、必ずしもブラック入りしているとは言えない。

確実にブラックかどうかは以下の方法で知ることができる。

信用情報機関の開示する

信用情報を開示することでブラックかどうか、ブラックの度合いを確認できる。

信用情報機関とは個人の借り入れや返済状況、クレジットカード発行から利用状況などが管理されている。

金融機関などが信用情報機関と情報共有しているので、借入やクレジットカード発行のときの審査に利用されている。

ブラックの度合いによっては、ステータスの高いクレジットカードや、審査基準の高い借り入れが通りづらくなる。

自分に見合わない申込みをして審査落ちを繰り返すと、無駄な記録が信用情報に登録され、申込みブラックになる場合も。

信用情報を開示し、スーパーブラックかどうかを判断するポイントは以下の通り。

  • 「A」の記載がある
  • 入金状況の「A」は支払い日(返済日)に入金がなかった

  • 「異動」の記載がある
  • 返済状況の「異動」は61日以上または3ヶ月以上の延滞がある

    このように「A」や「異動」がついているとスーパーブラックの可能性が高い。

スーパーブラックの情報は一定期間経過後に削除される。

期間は以下の通り。

この期間はクレジットカード発行やローンを組むのが難しくなる。

状態 登録されている期間
61日以上延滞 1~5年
3ヶ月以上延滞 5年
債務整理 5年
強制解約 5年
自己破産 5~10年

ブラックでもお金を作るには?

ブラックだとお金を借りるのも困難になる。

だが、「ブラックだからお金を借りる方法がない」というわけでもない。

ブラックでも借り入れができる方法をいくつか紹介しておこう。

中小消費者金融

ブラックだと大手の消費者金融は審査に通りずらいので、中小消費者金融の方が狙い目だ。

ブラックが融資対象となっている中小消費者金融はいくつかある。

ただし、審査基準が緩いわけではなくて、ブラックの人ほど返済能力が重視された慎重な審査が行われる。

大手消費者金融はスコアリング審査で、属性や信用情報を数値化して定められたスコアを満たしているかどうかで審査が決まるため、信用情報がブラックだと一律否決になる。

しかし、中小消費者金融はスタッフが一つ一つ審査しているので、同じ条件でも審査に通る人もいれば落ちる人もいる。

中小消費者金融では、大手の審査に落ちた人を対象に貸付するので、大手よりも状況や経緯、収入などが細かくヒアリングされて、返済能力の有無を入念にチェックされる。

また、利用目的は必ず聞かれ、返済計画もしっかり立てないと借してくれない。

大手と違い人柄や態度なども影響しやすいので、ブラックではあるけど真面目に働いてる人とか、勤め先が硬い人とかは借りれる可能性が高い。

また、中小消費者金融なら担当者によっては事情を考慮してもらえるので、多少融通が利く面もある。

ブラックの程度によって借りれるか借りれないか、借りれる金額も決まる。

中小消費者金融で断られるブラックの属性は?

ただし、以下に該当する場合は、中小消費者金融での借り入れはむずかしい。

  • 債務整理から半年以内
  • 債務整理開始から半年以上経たないと借りられない可能性が高い。

    半年以上、返済が行われている事実があって、収入が安定していれば可能性はある。

  • 総量規制オーバー
  • 総量規制は年収の1/3以上の借り入れはできない制度。

    例えば年収300万円なら100万円を超える借入はできないため、中小消費者金融からも断れられる。

    こればっかりは法律なので闇金でもない限りむり。

    数社から借入している場合は全て合算。

  • 無職
  • 収入がないと借入はほぼ無理。

    専業主婦は配偶者の年収によって借りられるが、対象となる中小消費者金融は少ない。

  • 自己破産
  • 自己破産をしていると借入はほぼ無理。

    自己破産は10年は記録が残るので、10年以上たって信用情報を開示して自己破産の記録がなければ借りられる。

    自己破産は債務全額を免除してもらえるが、生活必需品と20万円以下の預貯金以外の資産は没収される。

    そもそも自己破産は返済能力が一切ないことの証明とも言える。

個人間融資

個人間融資はスーパーブラックでも使える現金調達法の1つ。

すぐにお金が必要な場合も使える。

具体的にはインターネット掲示板を使って、個人間でお金の貸し借りを行う。

掲示板の使い方としては、

  1. お金を借りたい人または貸したい人が掲示板に書き込みをする
  2. それを見て借りたい、または貸したいと思った人が書き込みに返信する
  3. 取引する場合はメールや電話などで個人的に連絡をとり、契約を交わして貸し借りを行う

金融機関などから借りる時のような審査や面倒くさい手続きもないため、手軽に現金調達できるメリットがあって、手数料などもかからないため無駄な費用も抑えられる。

個人間融資のデメリット

ただし、デメリットも大きい。

相手がどのような人か見極めないと騙される可能性がある。

詐欺師なども存在し、騙されたとしても全て自己責任のため、トラブルに巻き込まれても掲示板のサイト側は一切関与してくれない。

他にも以下のような危険が潜んでいるため注意が必要だ。

  • 高額な利息請求
  • 総量規制は全く関係ないので、闇金並みまたはそれ以上の利息が請求されることもある

  • 個人情報の漏洩
  • 本人確認のため、免許証を提示させて情報を盗み、悪用されたり転売される

  • 借りたいのに逆に騙し取られる
  • 保証金や手数料などと言って先にお金を要求され、支払うと連絡が取れなくなる

  • 闇金を紹介される
  • 取引を申込み、闇金を紹介される。

    高額な利息を要求されたり、強引に取り立てされるなど注意が必要。

    また、貸し手がそもそも闇金ということも少なくない。

  • 犯罪に引き込まれる
  • お金の代わりとして仕事を頼まれる。

    その仕事が詐欺や運び屋など犯罪に加担させられる可能性も高い。

    また、携帯電話や口座などを作らされて、犯罪に使われるパターンも。

  • わいせつ行為の強要
  • 女性の場合、わいせつ行為を強要され、応じてくれたらお金を払うと言われた事例もある。

    わいせつな画像を要求され、ネット上に流出されるなどの危険性も。

以上の通り、一見、手軽な借り入れにも見える個人間融資だが、利用には高いリスクが伴うことは知っておいたほうがいい。

先払い買取サイト

先払い買取サイトは、簡単に言えば商品を買い取り代金を先払いで受け取る方法。

買取り商品を用意し、商品の写真を買取りサイトに送り、査定してもらったら、商品発送前に現金を受け取ることができる。

商品はあとで送るか、手数料を払ってキャンセルすることも可能。

オンラインの査定のみで、先に現金を受け取ることができるのでスピーディーにお金が手に入る。

ある意味ブラックでもお金が手に入る方法。

先払い買取サイトの利用の流れ

一般的な先払い買取サイトの利用流れは以下の通り。

  1. 先払いサイトから申込みする
  2. 先払いになるため簡単に審査される
  3. 売りたい商品をスマホで撮影する
  4. 撮った写真を送る
  5. サイト側から査定額が提示される
  6. 現金振込み(納得できれば)
  7. 後日、売る商品を発送する(振込後、基本的に7日以内に発送する)

先払い買取サイトのメリット

  • ブラックでも利用できる
  • 審査はあるが基準は低めだからブラックでも使える。

    あくまで買取なので、信用情報での審査は行われない。

  • 写真を撮るだけなので簡単
  • 写真を撮って送るだけだから誰でも簡単に現金化できる。

    LINEを使える業者が増えているて、取引もスピーディー。

  • 即日現金化できる
  • 24時間申込みできて最短15分で現金化が可能。

  • 後日郵送できるから焦らず済む
  • 振込後、7日以内に発送すれば良いため、ある程度の猶予ができる。

  • キャンセルもできる
  • 通常の買取り業者だとキャンセルは難しいが、先払い買取り専門の業者だと、あとからキャンセルも可能。

    キャンセルの場合、入金額とキャンセル手数料料を合わせて返金する必要がある。

先払い買取サイトのデメリット

  • 見積額が低め
  • 店頭買取店に比べると見積もりは低め。

  • 悪質なサイトもある
  • 大幅に低い見積もり額で提示し、取引に応じないと脅迫まがいに強引に契約させる悪質なサイトもある。

  • キャンセル料は高い
  • 入金後のキャンセルも可能だが、キャンセル料は高額。

    振込額の40%かかる場合も。

    先にキャンセル料を聞いておくと安心。

国の貸付(生活福祉資金貸付制度 総合支援資金)

国の貸付制度だとブラックでもを利用することが可能。

利用できるのは「生活福祉資金貸付制度の総合支援資金」。

種類や貸付条件などは以下の通り。

貸付種類 生活支援費 住宅入居費 一時生活再建費
貸付理由 生活再建までの間に
必要な生活費用
敷金、礼金等住宅の賃貸契約を
結ぶために必要な費用
生活を再建するために一時的に
必要かつ日常生活費で賄うこと
が困難である費用
就職・転職を前提とした技能習得に
要する経費
滞納している公共料金等の
立て替え費用
債務整理をするために必要な
経費等
限度額 (二人以上)月20万円以内
(単身)月15万円以内
・貸付期間:原則3月(最長12ヶ月)
40万円以内 60万円以内
据置期間 最終貸付日から6月以内 貸付けの日(生活支援費と
あわせて貸し付けている場
合は、生活支援費の最終貸
付日)から6月以内
貸付けの日(生活支援費と
あわせて貸し付けている場
合は、生活支援費の最終貸
付日)から6月以内
償還期限 据置期間経過後
10年以内
利子 保証人あり:無利子
保証人なし:年1.5%
保証人有無 原則必要。
ただし保証人なしでも貸付可

国から生活費が借りられるという安心感はあるが、低所得世帯でなければ利用は難しい。

条件は市区町村によってまちまちだが、例えば一人暮らしの独身なら年収が360万円以下でないと生活福祉資金貸付制度の審査には通らない。(もっと低い市町村もある)

低所得世帯の中でも市町村民税が免除世帯が対象の場合も。

家族に65歳以上の高齢者や障害者がいると貸付対象になりやすい。

利息は、連帯保証人を立てるれば無利息だし、立てない場合も年1.5%と低金利。

返済期間は10年以内と長期の利用も可能。返済額は、貸付額にもよるが月々5,000円~1万円以内。

返済の負担は軽めだが、特例措置もあるため、それでも返済が厳しいなら相談もできる。

クレジットカード現金化

クレジットカードを持っていることが前提とはなるが、現金化業者に依頼することで即日現金化が可能。

クレジットカードのショッピング枠の限度額内で現金化ができるので、残高は確認が必要。

ブラックでもショッピング枠のみのクレジットカードなら作れる場合もあるし、過去に作っているクレジットカードが使える場合も利用が可能。

業者の手数料はあるものの即日現金が受け取れて、返済はカード会社に行うだけ。

改めての審査は不要で利用できるのでブラックでも可能性がある借り入れ方法。

クレジットカード現金化の手順と流れ

  1. 現金化業者のサイトの申込みフォームから必要事項を入力して送信
  2. 折り返し、業者から電話がきて本人確認や手順の説明を受ける
  3. クレジットカード決済で指定された商品を購入
  4. 購入した商品を業者に買い取り(キャッシュバック式の場合はキャッシュバックとして)
  5. 入金

メリット

  • 即日入金される
  • 早ければ1時間程度

  • クレジットカードがあれば誰でも利用可能
  • ブラックでもクレジットカードがあってショッピング枠の残高があれば誰でも利用できる

  • 審査不要
  • クレジットカードがあれば大丈夫

  • 信用情報に載らない
  • クレジットカードを使ってショッピングをするだけなので信用情報は関係ない

  • 誰にも知られない
  • 家族にも会社にも知られずに現金化できる

  • 分割で返済できる
  • 通常のショッピングをするとき同様、分割やリボが使える

デメリット

  • 手数料が高い
  • 業者によって手数料は様々だが換金率70%~75%なので、手数料25%~30%くらいは取られる。

    換金率70%の業者で10万円依頼したら7万円の受取りになるため、手数料は高額。

  • 詐欺リスクがある
  • 詐欺に遭ったり、個人情報を流出されたりする被害もある。
    業者選びは慎重に行ったほうが良い。

  • クレジットカード利用停止のリスク
  • カード会社は現金化目的でクレジットカードを使うことを禁止しているので、カードが利用停止にされることも。

電子ギフト券買取サイト

電子ギフト券をクレジットカードやキャリア決済で購入して換金する資金調達方法。

電子ギフト券は、例えば、Amazonギフト券やApple Giftカード、googleギフトカードなど。

電子ギフト券専門のの買取サイトで買い取ってもらえる。

24時間365日営業してて入金も1時間程度と早い。

ギフト券を買って売るだけなのでブラックでも関係ない。

ただし、購入のためのクレジットカードや、キャリア決済の枠などは必要。

手順と流れ

  1. クレジットカードやキャリア決済で電子ギフト券を購入
  2. 電子ギフト券買取サイトの申込みフォームから必要事項を入力して送信する
  3. 買取査定でギフト券の有効性が確認
  4. 買取代金が口座に振込まれる

メリット

  

  • 換金率が良い
  • 購入できるギフト券にもよるが換金率は80%〜85%前後。

  • バレにくい
  • AmazonでAmazonギフト券を買うだけなので、利用明細にも、信用情報にも影響はでないし、家族や同居人にもバレづらい。

デメリット

  • アカウント停止のリスク
  • Amazonギフト券を大量に購入すると不正が疑われアカウントが凍結される恐れがある。

    高額購入するなら、分割して購入するなど工夫が必要。

  • クレジットカードやキャリア決済などの枠が必要
  • 電子ギフト券を購入するための後払い性質のある支払い方法が使える必要がある。

    代表的なのはクレジットカードやキャリア決済だが、最近では後払いアプリの利用も可能。

在籍確認なしで借り入れはできる?

在籍確認があると何かと面倒で、会社の人にも借金がバレてしまう。

ここで挙げた借入れは在籍確認なしで使えるのかまとめてみる。

  • 中小消費者金融:在籍確認あり
  • ほとんどの貸金業者で在籍確認あり。

    これは中小消費者金融でも変わりない。

    だいたい個人名で会社に電話がきて、留守でも問題ないのでバレることは少ない。

  • 個人間融資:在籍確認なし
  • 取引する相手によるが、ほとんど在籍確認はしない。
    細かくチェックする人もいるかもいしれないが個人間なので相手による。

  • 先払い買取サイト:在籍確認あり(しない業者もある)
  • 在籍確認についてやる業者とやらない業者と半々。

    在籍確認があっても知人などを装って電話をしてくるので会社に怪しまれることはない。

  • 国の貸付(生活福祉資金貸付制度 総合支援資金):貸付の種類や状況によって在籍確認あり
  • 社会福祉協議会から勤務先へ電話されることがある

  • クレジットカード現金化:在籍確認なし
  • 審査なし。
    クレジットカードを持っていれば誰でも利用できる。

  • 電子ギフト券買取サイト:在籍確認なし
  • 審査なし。
    売りたい電子ギフト券を用意すれば現金化できる。

Paidyを現金化するには?

現金化サイトで、Paidyやキャリア系プリカを現金化できる。

Paidyはアプリを入れてPaidyプラスに登録、キャリア決済はプリカ発行してキャリア決済でチャージしてから現金化。

換金率は初回90%、次回87%(最低保証)。

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